今年も残すところ1週間。
今は年内締め切りのテキストの入稿を終え、校正待ち。 クリスマスの恒例行事は、お世話になっているご近所さんに シュトーレンをお届けすること。 サンタさん気分で。 それが今年は、なんと ハレクラニ沖縄さんからシュトーレンが届きました! 感涙。 年末に向けて、シュトーレンを少しずつ食べていくのが、 1年を終える儀式というか。 今年は念願のハレクラニ沖縄に滞在できました。 バスタブに浸かりながら、サラウンドに聞こえる波音に包まれていたら 自分がどこにいるのか、一瞬、わからなくなりました。 海外リゾートにいる気分というか。 どうにか無事に2023年を終えられそうです。 2024年も事なきに過ごせますように…。
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6月、シェラトン鹿児島と合わせて、訪れた薩摩硫黄島。
口永良部島から見た薩摩硫黄島の形がなんともかわいく、一目惚れ。 即、行ってみることに。 けれど船の運航の発表前に飛行機を取っちゃったので、 5泊6日の予定うち、島に滞在できるのはわずか1泊。 あわてて飛行機を変更して2泊3日の強行スケジュールに。 で、そのワンチャンが、この天気……。 滞在中、一度も太陽を見なかったのは、30余年の取材人生の中で、はじめて…。 7月に再訪します! 今回は3泊4日。今度こそ。 3月に乗船した、フランスのポナンクルーズのル・ソレアル。
日本の亜熱帯の島々(沖縄の島々と喜界島)を回るクルーズです。 となると、日本で発着かと思いますよね。 でも、外国船籍の場合、カボタージュ制度なるルールがあって、一度、外国に寄港しなくてはなりません。 なので、台湾のキールンで乗船。そして、石垣島でふたたび日本に入国。 船内は日本国内にあっても外国なので、携帯電話も港に入るまで通じません。 フランス船なので、エレガントな船内にいると、気分はフランス。ゲストも外国人が多数。 外国船籍の日本のクルーズは、日本にいながらにして、海外旅行をしているような(ま、実際に台湾に渡ったけれど)不思議な感じです。 今、その締め切り、まっただなか。 がんばらねば。 今日の原稿は沖縄の波照間島について。 朝日新聞デジタル「&Travel」の「楽園ビーチ探訪」です。 昨年行った波照間島では、星空を背景に写真を撮ってもらいました。 自分で星空を撮ることはあっても、星と一緒に撮ってもらうのははじめて。 「はてるま」と、文字にも挑戦。 この時、もう21時を過ぎていたけれど、西側の水平線近くがほんのり赤くなっていました。 地元の方から、それは夕焼けの余韻だと聞き、「へぇ」と感心。 けれど、写真家さんにその話をしたら、「夕焼けの余韻はもって1時間じゃない?」 そしてgoogle mapを見ながら、「もしかしたら台湾のネオンじゃない?」 日本最南端の島、波照間島。 たしかに、国境の島でもあるなぁ。 どっちが、ホントなんでしょね? どちらにしても、ロマンあります 先日、フィジーの直行便が復活したとの記者発表会へ。
で、驚いてしまったのが、その運賃。 成田―ナンディの直行便が往復で3万4500円! しかも燃油サーチャージは0円! 片道じゃないよ。 そのからくりは、新しい運賃体系「フライ・ユア・ウェイ」にあって、サービスの内容で金額が変わるというもの。 LITE、VALUE、COMFORT、PLUSの4段階があって、LITEだとこの料金。 ただ、預け荷物ナシというのが、なかなかにきびしいけどね。 過去の日本ーフィジーのフライトの変遷の説明もあって。 思えば、一時期は日本路線がなくなってしまい、韓国の仁川乗り継ぎをしなくちゃいけない時期が9年間も… 今回の運航路線を見ても、フィジーは日本を大切に思っているんだなぁと。 この直行便を守らねば。 ところで今日、マレーシアのコタキナバルの原稿を書いていて、成田の直行便について検索したら、なんと5月3日で運航休止。 6時間30分のフライト時間が、10時間くらいになっちゃう…。涙。 フィジー、がんばって行かねば。直行便、大切。 8月からブログ、書いていなかったとは。ひどすぎる。 で、唐突に久しぶりのブログ。 2月に訪れた宍道湖については、CREAweb「世界極楽ビーチ百景」にてご紹介しました。 日本一のしじみの産地・宍道湖冬紀行 約270人の漁師が守る“ルール”とは? https://crea.bunshun.jp/articles/-/40780 宍道湖のしじみ、おいしいですよね。 あ、しじみの身を食べるか、食べないか論争、あるらしいですが、 私は食べます。 この取材時に、なかなか時間がなくて、飛行機のぎりぎりの時間に訪れたのが「湯町窯」。 突然の訪問にも関わらず、ご主人の福間琇士さんは丁寧に対応してくださいました。 この窯は、かつて民芸運動の旗手であった柳宗悦やバーナード・リーチ、河井寛次郎などが山陰へ旅した際に訪れたところ。 福間さんは、当時バーナード・リーチからいただいた教えを、大切に守られています。 そして、ここで出会ったのが、戦後まもなくから作り続けているというエッグベーカー。 目玉焼き器! 調味料も油も、何も使わないで焼き上げ、フタをあけると、ふわっと卵の香り。 この香りが、実に幸福な気持ちにさせてくれるのです。 朝、時間がある時は、このエッグベーカーを使います。 丁寧に暮らしているって感じを、ふむふむと味わっています。 7月1~4日は沖縄本島北部、7月9~17日は久々のハワイ。 後半は家でお仕事をと思っていたところ…。 ハワイ出張中に家族がコロナ感染。 ハワイから帰国後も家に戻れないまま、ホテルや民泊の日々……。 その間に迎えた誕生日も、孤独なモンでした。 待機期間が終わる7月25日にようやく帰宅。 帰国後から家に戻れるまでの間、仕事の打ち合わせに行くにも、 ハワイへ持っていった服なので、どうもトロピカル。 夏でよかった。夏服だから違和感がなかったというか それが、不幸中の幸いといったところでしょうか。 朝日新聞デジタル「&Travel」の「楽園ビーチ探訪」でご紹介した 北海道・乙部町のシラフラ。 高さ30メートルほどの真っ白な断崖が500~600メートルも続いています。 シラフラをはじめ国道229号沿いには、くぐり岩や館の岬、窓岩、鮪の岬など、5つのユニークな地層が並んでいます。 国道229号沿いの地層は北へ行くほど古く、南ほど新しい特徴があり、 窓岩を境に北は安山岩、南は凝灰岩に分かれています。 さらに内陸には「貝子沢化石公園」もあり、計6カ所も異なる地層が見られます。 シラフラにすっかり心奪われ、しかも他に5つもユニークな地層があるとは!
「これってすごいことじゃないですか?」 と、聞くと、 「でも、ぶらタモリが取材に来ていないから、大したことないんじゃないですか?」 他の町民の方にも「どうして乙部町に来たんですか? 何もない町ですよ」と聞かれたり、乙部町には謙遜屋さんが多いようです。 でも、シラフラは本当に、すごい迫力。 世界に誇れる絶景だと思います。 新型コロナウィルスの国別・水際対策の分け方がおかしい。 いわゆる「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について」というもの。 国によって「赤」「黄」「青」の3つの区分に分かれ、その国からの帰国時の行動が変わってきます。 「青」の国がほとんどなのだけれど、たった4カ国しかない「赤」になぜかフィジーが入っている……。(他はアルバニア、シエラレオネ、パキスタン) どぼして? とぼして? フィジーの感染者の7日間の平均は17人。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/fiji/ 東京だけで2000人を超えている日本が、フィジーに対してなぜ、こんな分類を⁉ おそらく、何かの手違いでしょう。 でも、この発表により、6月24日~30日のフィジーの予定がバラシになりました。 帰国後7日間の自宅隔離はキビしいですものね。 それよりなにより、フィジーエアウェイズの再開がこの発表によって、ずれ込んでしまったら、どうするのーーーー? 一体、どれだけの人が困ることになるか……。 国としての発表なのですから、念には念を入れて、慎重に行わなくちゃですし、 間違えたら、即、訂正すべきかと……。 わたしが言うのも、なんですが。 が、しかし、言いたい! いろんなタイプの旅行ライターさんがいるなぁと思います。 旅行前にがっつりと調べて、目的に沿った取材をきちんとこなす系 特に調べずに、なりゆきを楽しむ系。 私はばっくりとテーマは決めてはいますが、 現地での発見や出会いを大切にしたいなぁと思っています。 4月に訪れた北海道の乙部町。 3回目の北海道にこの町を選んだのは、 シラフラという断崖を見てみたかったから。 やっぱり、すごかった。 けれど、それ以上にたくさんの面白い体験をしました。 新たな産業を生み出そうとする人や地域の魅力を伝える人 いろんな人と出会いました。 突然現れた、わけのわからない金髪女に対しても、 みなさん、心開いてお話をしてくださって。 なかでも町役場のHさんは手料理でもてなしてくれました。感涙。 観光協会のMさんと、新聞社のMさんと4人で 地元の新鮮な魚介やジビエなど、ごちそうをたらふくいただきました^^ 町のすぐそばに、大自然があって。 美味しい食事があって。これって、最高。 乙部町は、今はまだあまりメジャーではないけれど、 世界的にも誇れる町だと思います。 |
古関千恵子ビーチライター。 アーカイブ
5 月 2022
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