2005年か、2007年のこと。 タヒチのランギロアからどこかへ向かう小型機で日本人女性とお会いしました。 お金を貯めてはビーチへ通っているという彼女。 その頃の旅好きな人のライフスタイルのひとつだったかも。 当時の私といえば、月1~2回ペースで海外ビーチを取材しながら、 東京にベースを置きつつ、移住したいと思える場所を探していました。 今も移住地を探しつつ、さすらってはいるけれど 結局は、今住んでいるところが好きなのかなぁ(暫定的ではありますが)。 そしたら、先日、ランギロアの彼女からインスタにメッセージが。 写真を整理していたら、私の名刺を見つけたそう。 で、インスタで私を見つけてくれたそうです。 ハワイ、沖縄と移住しつつ、今も面白そうな島を転々とを回っているもよう。 彼女のとらわれない自由さがうらやましく思える今日この頃です。 今度、近くに行ったら、連絡しよっと。
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先日、いとこの娘さんが遊びに来てくれました^^ はじめて会ったのは2019年のシカゴで。 彼女が通う音大(Bienen School of Music)を案内してもらい、 シカゴ交響楽団の本拠地のシンフォニーセンターで彼女のバイオリン演奏を聴き……。 親戚に音楽家がいたとは!と、感心&びっくり。 あれから3年を経て、彼女も卒業してドクターに。 で、一時帰国中にパートナーと一緒に遊びに来てくれたのです。 うれしひ。 楽しかったーーー!! 日頃、海へ行っている以外はずっとパソコンに向かっている地味な日々ですから。 で、いとこの娘って、なんていうんだろうとググッたら、 「じゅうてつ」って。 初めて、知った♪ 昨年12月に京都&大阪のリッツカールトンの「Gift Like No Other」体験をした後、 車でぶーんと、鳥取の岩美町へ。 山陰海岸国立公園と鳥取砂丘が、お目当て。 宿は浦富海水浴の近くがいいかなーと、あまり深く考えずに選びました。 お部屋のカテゴリーにあった”アニメ部屋”というのが、気になりましたが。 で、宿に訪れてみたら、水泳男子のアニメポスターがあちこちに。 「???」 そして同宿の女性ゲストから「フリーですか?」と声をかけられました。 「はい、フリーです」 「誰、推しですか?」 「えっとぉ、ライターやっています」 そのお宿はアニメ「Free!」の聖地だったのでした。 フリーランスライターと『Free!』ファンの勘違い。 「まるでアンジャッシュでしたね」とそのゲストと笑いましたが。 一夜漬けで「Free!」をにわか予習をして、翌日は聖地めぐりをすることに。 アニメでは丁寧に岩美町が描かれていて、本当に主人公たちが歩いていそう。 ちなみに、ハル推しになりました^^ 今年も日本を再発見する日々。 かつてサンディエゴのUCSDにちょこっとプチ留学した際 センセイが「アメリカにはすべてがあるから海外旅行をする必要はない」と おっしゃった時、思わず耳を疑ってしまいました。 世界には面白い風景いっぱいあるのになー、もったいないなー。 これまで海外をメインにして30年近くビーチライターをやってきましたが、 コロナ禍を機に日本国内を旅する機会が増えて、 そのたびに日本、すごいなーーーと。 「日本にはすべてがあるから海外旅行する必要はない」とまでは いいませんが、こんなキレイな景色があることは誇りです。 海外で見てきた地球の絶景を、日本でふたたび見ることが、たびたびあります。 これまでは地元に住んでいる人がいちばん詳しいから 私ごときが語るも何も……と思っていましたが、私なりにご紹介するすべがないかなーと。 日本、面白い!!! と、思う2021年でした。 コロナ禍で国内のビーチ探訪が続いています。 これまでは、沖縄や伊豆半島、千葉、伊豆諸島が多かったのですが、それ以外のビーチに行く機会が増えました。 知らなかった日本のビーチの魅力を改めて発見! 地質についても調べていくと、とてもユニークな成り立ちだなぁと。 いろいろ勉強になります。 もっと日本の海岸線を見たいなぁと、 「目指せ、伊能忠敬!」なんて、最近は調子に乗って言ってます。 で、どんな人なんだろうと、ウィキったら、 あら、びっくり。 千葉県の”小関村”の”小関家”で生まれたそうな。 惜しい!!! 古関じゃなくて、小関。 ま、よく間違われるから、同じか⁉ 7月末ですが、メディアトリップでヒルトン沖縄瀬底リゾートへ。
航空券の手配のために年齢を聞かれ、 「行く頃には1才年とっちゃうのよぉ~」と、何の気なしに言ったら……。 こんな素敵なサプライズ! ヤシの木やサーフボード、タツノオトシゴにサンゴに浮き輪など、 マリンなデコレーションのバースデイケーキをプレゼントしていただきました^^ 甘さ控えめのちゃんと美味しいチーズケーキ。 デコレーションもちゃんと美味しかったです。 とっておこうと思いつつ、ぺろりと食べちゃいました。 このケーキ、GMの前川さんのアイデアと ペーストリーシェフの千葉真奈美さんのクリエイティビティの合作。 このケーキはビーチケーキとして、 ヒルトン沖縄瀬底リゾートで今後、販売されるそうです^^ 沖縄の有人島・無人島いろいろ回らせていただきましたが、 昨年11月、ついに大神島に上陸。 20年以上前に、キャプテン・キッドの宝が隠されているというウワサを聞き 島民も見てはいけない秘儀があると聞き、 ミステリアスだなぁ……と、少し二の足を踏んでいました。 三角形の美しい島影も、そのミステリアス感を増幅させていたのかもしれません。 アクセスもややしづらいです。 宿の多いエリアから離れた島尻港から船で約15分。 宮古島の周辺の離島は橋を利用して、車で行けるのですが、 大神島は船で渡らなくてはなりません。 訪れた日は、激しい大雨&強風……。 まるで、上陸を拒まれているよう!? 島の最高地点の遠見台から見た風景、きっと晴れていたらもっときれいだったでしょうね……。 奇岩(ノッチ)の群れの風景も、幻想的。 これも晴れていたら、絶対キレイなはず! 大神島は入ってはいけない場所や島のルールがあるので、
ガイドをお願いするのが賢明です。 ガイドさんに、恐る恐る聞いてみました。 「キャプテン・キッドの宝の話、本当ですか?」 この件は一笑に付されましたが、その後、聞いた島の伝説は もっとショッキングな内容でした。 300年前に海賊がやってきて、島民を惨殺。 生き残った二人が今の大神島の祖先だという伝説……。 伝説というか、実話のようです……。 詳しくは、CREA web「世界極楽ビーチ百景」を……。 https://crea.bunshun.jp/articles/-/31749 沖縄の有人島、残すところは、多良間島のお隣の水納島でコンプリートです。 銚子半島って、すごい! 関東最南端に位置する犬吠埼は、離島と山頂を除き、日本で一番最初に日の出を拝める場所。 かつて犬吠埼の「別邸 海と森」に泊まり、 水平線から昇る太陽を眺めながら、「この海の向こうにカリフォルニアがあるのかぁ……」と。 (今は、本当にカリフォルニアを遠くに感じますーーー涙) 犬吠埼灯台は日本の灯台の父、リチャード・ヘンリー・ブラントンによるものですし、 灯台好きとしては、感慨深いものがあります。 一方で、銚子半島を犬吠埼から南側にくるりと回って、車で約20~30分。 こちらが、「東洋のドーバー」の別名をもつ屛風ヶ浦。 20~60メートルの切り立つ断崖が約10キロ続いています。 こちらはサンセットが絶景!! たった20分程度の移動で、1日のハイライトを2つも迎えられる銚子半島。
実は、すごい! ところで。 銚子港には“萬祝式大漁旗”、いわゆる大漁旗を描く職人さんがいらっしゃいます。 その額賀屋染工場では大漁旗のモチーフでブックカバーなども販売しています。 かわいくて、縁起も良さそうで、選びきれずに、2つ購入。 トートバッグも作ったらいいのになぁ~。 海外へ行けない今、日本の海の多様性に改めて気づかされています。 南北に長い国ゆえ、いろんなタイプの海が揃っていて 知らない美しいビーチがたくさんありそう。 誰かと「海へ行こう!」という話になると、 旅先候補にあがるのは、沖縄や伊豆半島がほとんどでした。 これって、もったいなかったなぁと反省。 たとえば、岩手県の碁石海岸。
「国の名勝・天然記念物」や「日本の白砂青松100選」や「日本の渚百選」など 絶景に与えられる称号をいくつも獲得している美ビーチです。 沖縄のトロピカルなブルーとは違う、澄んだ深みのある青色をたたえています。 地形も面白い! 文化や歴史、食にフォーカスしてみると、日本全国のビーチには いろんな楽しみ方がありますね^^ とある編集者が語った言葉、 「朝食が美味しいホテルはいいホテルだよね」。 なるほどなぁと胸に刺さり、以後、チェックしているポイントが”朝食”。 朝いちばんのインパクトだからでしょうか、 記憶に鮮明に残っているのも、朝食。 ミシュランの星付きレストラン密集地域のサンセバスチャンで ベスト朝食といわれる「ホテルマリアクリスティーナ」、 ビュッフェもアラカルトもラインナップ充実の「ギリランカンフシ」、 ソネバやシックスセンシズはどこも美味。 ひらまつやふふ、ベラビスタも、素晴らしかったなぁ。 ディナーでおなかがパンパンになるまで食べて、 「明日から絶食しなくちゃ!」なんて言っていたのも忘れて 朝から満腹。 最近は、 「美味しいと感動しながら食べると、太らない」、 そう信じるようにしています。 |
古関千恵子ビーチライター。 アーカイブ
5 月 2022
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