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フィジーとタヒチの今

8/8/2020

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6月10日からブログがだいぶ開いてしまいました。。

緊急事態宣言が解除になってからは、国内の新ホテルをめぐっていました。
そのあたりのお話はおいおい……。

昨日、フィジーのとあるリゾートのGMから寄付のお願いのメールがきました。
観光立国のフィジーにとって、新型コロナによる失業の影響がかなり深刻な状況だそう。

フィジーのホテル業界はまだ完全にシャットダウンされたまま。
人口の37%がホテル業に携わっていて、かつ、多くのホテルが従業員を抱えきれずにやむなく解雇しているそう。
ここで集めているのは、”食べ物を買うため”のお金だというのです。

「こういうメールを送るのは不本意だけれど…」というGMの言葉に、やるせなくなりました。

一方、7月15日から北米経由のパリ線が復活したタヒチ。
出発3日前のPCR検査がマストで、滞在4日目に自己検査するという条件付きです。

インターコンチネンタルのPRの方からいただいたメールは、フィジーとは対照的でした。

「本当にツーリストは来るのだろうか⁉ とても懐疑的だったのですが、
なんとフランスとアメリカからどんどん観光客が入ってきます。

もちろん、今までの夏(満室続き)に比べると、全然ダメです。
しかしモアナなんて、今週は6割近い稼働率なのです。

驚いたのはプライベートジェットの利用率の上昇です。
2~3週間のロングステイも伸びています」

タヒチは感染者がゼロであること、
独立型の水上ヴィラなど、ソーシャルディスタンスが保たれているという点からも、
タヒチが選ばれているのでは? との、考察でした。

アフターコロナの旅行業のカギを握るのはラグジュアリー層だという記事をいくつか読みました。

今後、航空運賃が上がるだろうという見解も、聞こえてきます。

しばらくは、海外旅行は手が届かない、贅沢なものになるかもしれません。

でも「古事記」や「万葉集」、「東海道中膝栗毛」などにも旅が描かれているように、
旅への欲求や憧れは、本能からのものなのだろうな、と。

もう少し、がまんをしてやり過ごせば、ふたたび旅が自由にできる時代が来るだろうと、
料金は一時的にあがっても、また落ち着くだろうと、
そんな希望的観測を抱いてやまないのです。
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    古関千恵子

    ビーチライター。
    海にフォーカスすること、四半世紀。国内外のビーチやリゾートホテルからのたよりを中心に、日々のできごとをつれづれと。

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