ばたばたと日々は過ぎて、あっという間に7月。 6月はフィリピンと香港へ行ってました。 フィリピンは本当にトラブル続きで。ま、私の気のゆるみが原因なんですけれども。 まず、お財布を忘れた。 羽田の深夜便で、イミグレを通過したところで、 「あーーーー。お財布がない!!!」 空港へ車で行ったので、お金を使うシーンがなく、気づかなかったのです。 でも、大丈夫。 パスポートケースの中にクレジットカードを1枚入れてあるので。 5年前に行った時に残ったフィリピンペソもあるので、ま、どうにかなるでしょう。 結果をいうと、カードはどうにかなったけれど、 5年前のフィリピンペソは、新しい紙幣に変わったため、2016年をもって換金できなくなっていました。 銀行の人は「no value」と、受け付けてくれず、冷たいこと、氷山のごとし。 次にあちゃーな出来事は、初日にしてメインに使っていたカメラ1台を破損。 これ、かなりのダメージでしたが、さらに悪いことは続き……。 マニラの安宿でトコジラミに84カ所咬まれ、背中がぼこぼこに。 もう痒いのなんのって、乾山で背中を掻きたいほど。そこを、ひたすら我慢、我慢。 おそらく数匹のトコジラミが横に並んで咬みながら進んだようで、背中にルートがきれいに描かれていました。 (帰国後、皮膚科の先生に診てもらったら「まぁ教科書のような…。写真撮らせてもらっていい?」と驚くほど、バイオレンスな背中でした。雨期のマニラのトコジラミ、凶悪です) フィリピンのシキホール島は”黒魔術の島”と呼ばれ、かつては「魔女が住んでる」とフィリピン人も近づかなかったとか。 もちろん魔女ではなくて、代々受け継がれている不思議なパワーをもつヒーラーさんたちがいるのです。 写真のハニーさんは生卵を使って、悪い部分を直してくれるヒーラーさん。 私のお腹に生卵を押し当てて、しばらく祈りを捧げたのちに、スプーンで殻を割ると、中から釘が! 体内から釘(トータル6本も)を卵へ移した、とのことなのですが、リチュアル前に卵を確認しても穴は開いていなかったし、本当に不思議。 このお話は、今日アップしたCREA webの世界極楽ビーチ百景で紹介しています。 その中で書いた「秘薬」。 人をつなぐという点で、効力を発揮しているようです。 ここ数日立て続けに、音沙汰のなかった海外の友人と偶然会ったり、連絡がきたり。 ちょっと、こわいくらいです。
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古関千恵子ビーチライター。 アーカイブ
5 月 2022
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